大滝まさおブログ
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ミラノからヨコハマへ 日本初の L.マタロン個展が開催されています
ミラノ在住で世界的に多彩な活躍で注目を集めている ルチァーナ・マタロン女史が、日本では初めての個展を横浜市中区のギャルリー・パリで開いています(7日まで)。 宇宙や生命の神秘をイメージした独特な色彩とフォルム。天空へと伸びるはしご、人と時がリンクした時...
マタロンはまた、ミラノにルチャーナ・マタロン財団を2000年に設立。美術館と展示スペースを若き精鋭とその作品のサポートにあてた活動を展開。今回の来日にはそのスタッフも同行しました。 車いすでの生活が多くなったという彼女ですが、創造と制作の意欲は衰えを見せていません。今展の会場を訪れた人々とも熱い交流を重ねていました。
私は、「Fughe Stellari」と作品名がついた、2012年制作のブロンズ小品を手に入れました。 この後に同会場で個展を開催する松山修平画伯が、「是非に!」 と声をかけたことがきっかけで実現したマタロン作品の紹介。イタリア・ミラノのアートシーンを垣間見たようなよい機会に恵まれました。松山氏の展覧会もこの夏の大きな楽しみの一つになっています。
L.マタロン氏と共に(ギャルリー・パリ、5日)
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2013-07-06T10:26:00+09:00
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?エフエム戸塚 の定時株主総会が行われました
コミュニティFM放送局「エフエム戸塚」の株主総会が28日、東戸塚西口の第一生命東戸塚教育センターで開催され、第5期決算報告書が議題に供され承認されました。今期は開局いらい初めて純利益を確保。小口スポンサーをより多く獲得し、地域に密着した放送局への支援...
また課題であった 「災害時における情報ソースの構築」 にも注力。戸塚警察署および戸塚消防署と 『情報提供に関する覚書』 に調印しました。両機関の署長には、昼の生放送番組「とつか・ハートフルキッチン 水曜」にレギュラー出演してもらい、区民生活に必要な有益情報を伝えてもらっています。 今後も区内の各種団体などとの協定締結を進め、より強力体制の強化と番組の充実を図るとしています。
第6期には営業収益の増収、経費の圧縮などに努め、他局と連動した営業展開とともにスタッフの育成とスキルアップ等に、一層の努力を傾注する方針も明らかにされました。“地域に根差したメディア” の姿勢がとても大切です。いざという時に頼りになる放送局―― そう、信頼されるよう、こまかなことに配慮し迅速に対応できる体制を目指してほしいと願っています。
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2013-06-28T09:22:00+09:00
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「ネット選挙運動」 の解禁は政治の質を高めることになるでしょうか
公職選挙法の改正により、夏の参院選挙からインターネットを活用した選挙運動が出来ることになりました。若い世代の投票率を上げる効果が見込まれるとしています。候補者の意見・活動などを自分の都合に合わせて見聞きできること、ネットの双方向性を活かし政治と有権...
日常的に、インターネットを駆使した政治活動をしている議員は、より知恵を絞った自身のPRと政策の伝え方を考えだすことでしょう。使えない人は、スタッフに頼るしかありません。いまでもブログやツイッタ―での政治家の発言が、物議を醸すことがよくありますが、候補者となると一言が “命取り” になる事もあるでしょう。
インターネットではなかったのですが、過日、「〜 死亡者がでている状況ではない」と高市自民党政調会長が発言し、自党内からも強い反発と批判をうけて、2日後に「〜エネルギーに関するすべての発言を」撤回しました。政策遂行の要にいる人だけに、もしこれが選挙中だったら大変な事態になっていたと想像します。 一つのセンテンスといえども、政治家が自らの発言を全部撤回するということは、よほどのこと。選ぶ方は「自分の責任」で人柄や政策を理解・判断し投票します。選ばれる方はより言動に留意すべきは当然のこと。「政治の質」は双方にその責任がかかっているのです。ネット活用がその一つのツールになるよう、正しく運用されることをねがっています。
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2013-06-26T10:36:00+09:00
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注目の都議選で 自・公は過半数の議席を確保しました
23日、投開票日だった東京都議選は、事前の予想を上回る自民党・公明党の圧倒的勝利によって、幕を閉じました。自公両党は、立候補者全員が当選。82議席を獲得して過半数(64議席)を大きく超えました。
一方、前回第一党だった民主党は、現有43議席から15...
一方、前回第一党だった民主党は、現有43議席から15議席に落ち込み、都議会第4党に転落。維新の会も3議席から2議席へと後退しました。 あと10日あまりで迎える、参院選の前哨戦と位置づけられた都議選でしたが、政治の「安定」と「実績」を求める有権者の皆さんは、自・公政権への期待を、まず都議選の結果に反映させてくださったものと私は感じています。
公明党は6回連続で「完全勝利」するという快挙を成し遂げました。国政選挙並みとはいえ、都議選も地方議会選挙です。都政の課題をしっかりとふまえた上で有権者に解りやすく語りかけ、解決への道筋を訴えなければなりません。政策で全国の地方議会を先導する役割は、とても大きな責任を伴うものです。 これからも、そうした地道で地域に根を張った活動と議会での論陣を期待したいと思います。
この4年間、重要課題に向き合おうとせず、中途半端な主張に終始して、時には都政を混乱・停滞さえさせた民主党の姿勢を、やはり都民の皆さんは注視していました。選挙戦では国政の経済政策批判等を繰り返していた、候補者と国会議員たち。昨夜のテレビでは、なぜ都政の重要課題を選挙のテーマにして戦わなかったのか? とのキャスターの質問に、まともに答えることさえできないでいました。
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2013-06-24T09:32:00+09:00
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富士山が世界文化遺産に登録されることとなりました
プノンペンで開かれていたユネスコの世界遺産委員会は22日、富士山を世界文化遺産に登録することを決めました。イコモス (ユネスコの諮問機関) が除外すべきとしていた 「三保松原」 も含めての登録ですから、地元関係者や登録に向けて尽力したきた方々の喜びようは...
世界自然遺産登録をめざしていた富士山でしたが、“ごみ問題” などの対策で2003年に自然遺産を断念。文化遺産登録に切り替え、コンセプト等を見直して再スタートしたことが今回の登録決定に繋がったといえます。登録の名称は「富士山 ― 信仰の対象と芸術の源泉」。 内外の芸術家にインスピレーションを与えている名山は、絵画・彫刻はもちろんのこと、詩歌・文学に多大な影響を及ぼしました。
ほんの一例にすぎませんが、江戸時代に北斎が描いた「富嶽三十六景」は、彫刻家クローデルによって「波」となり、作曲家ドビュッシーは交響詩「海」を生み出すなど、その文化的伝播力は “芸術の源泉” に相応しい役割を果たしてきたといえます。世界遺産登録を機に日本文化に新たな注目や見直しの機運が高まることを期待したいと思います。 一方で入山者が飛躍的に増加することによる、自然破壊やごみ問題の再燃などが起こってしまっては何にもなりません。政治的な解決が求められるものは、速やかに知恵の方途めざした議論をすべきでしょうし、富士山を守る人々の連帯の輪をさらに拡大する努力を怠ってはなりません。
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2013-06-23T09:36:00+09:00
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箱根湯本の平賀敬美術館を訪ねてきました
横浜の「せんたあ画廊」で平賀敬の作品をまとめて観る機会があり、その時以来、「このような変わった画風を作り上げた作家に、ぜひ会って話をしてみたい」と思いつつ、その夢が適わないうちに亡くなられてしまいました。
ユーモアとエロスと洒落た男の卑屈な内面を綯...
ユーモアとエロスと洒落た男の卑屈な内面を綯い交ぜにし、派手な色彩を画面いっぱいに展開した楽しげな絵。でもどこか刹那的で悲しい雰囲気が伝わってくるのです。平賀敬の初期の作品は、厚塗りの白い油絵具を鋭い針先で引っ掻いたような線描画が多くみられます。「雨」という大作は男女の恋と失恋、その後の男のボヤキ等を表現したと、平賀氏自身がNHKのテレビで述べています。
初期の受賞作から晩年の大作まで、画家がアトリエ兼住まいとして晩年を過ごした古屋敷が、そのまま美術館として開放。訪れると夫人が案内をしてくださり、作品の解説や平賀氏との思い出話なども聞かせていただきました。客間として使用していた和室には画家が好んだ調度と共に、作品「雨」が壁に掛けられていて、この部屋だけ違った静謐さが漂っているように感じました。
平賀氏が過ごしていた邸宅は、井上馨、犬養毅、近衛文麿など明治の元老・重臣たちが逗留した、知る人ぞ知る名建築。2003年には国の登録有形文化財にも指定されました。 江戸初期(1625年)に創業した萬翠楼福住の別荘として明治後期に建てられたもので、いまも当旅館が所有しています。
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2013-06-21T11:06:00+09:00
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一般社団法人 横浜インドセンターの理事会・総会が開かれました
平成24年度の事業報告、収支決算について審議する理事会並びに総会が17日夕刻から開かれ、提案された議案はいずれも承認されました。また、前任者交代による理事選任について、横浜市経済局長に就任した牧野孝一氏が新たに理事に就きました。
法人設立4年を経過...
法人設立4年を経過し、同センターが主催するインドビジネスセミナー等は、参加者が急増するなど前年より開催回数を大幅に増やして、ニーズに応える努力を重ねています。24年度に横浜市で開かれたテクニカルショウヨコハマ2013では、神奈川県中小企業団体中央会や TACNITI(インド・チェンナイ/AOTS−DOSOKAI)等の協力の下で、スカイプ・プレゼンテーションを初めて実施。スカイプによる国際個別商談会も、センターの会員企業3社とインド企業3社間で行われました。文化・観光セミナーも好評で、多彩なイベントに多くの人々の興味が注がれています。
昨年、黒岩知事のインド訪問にも会員企業2社が同行しましたが、今年度も訪問団が組織される予定で、インドの経済団体や政府関係者との話合いが行われます。総会後の懇親会では名刺交換など会員間の交流も盛んでした。
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2013-06-18T09:11:06+09:00
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城山三郎氏の本に 大きく生きた人間の魅力をまなびました
私は、城山三郎氏の小説が好きです。
先日、東京での打合せの後、時間つぶしに寄った本屋で 『少しだけ、無理をして生きる』 という、新潮社版の氏の本を手にとり、立読みを始めたところ止まらなくなりました。文庫本なので次々にページが繰られてしまいます。さすが...
先日、東京での打合せの後、時間つぶしに寄った本屋で 『少しだけ、無理をして生きる』 という、新潮社版の氏の本を手にとり、立読みを始めたところ止まらなくなりました。文庫本なので次々にページが繰られてしまいます。さすがに一冊、立ったまま読了というわけにもいかないので、購入しました。
この本には、時代を動かした政治家や経済人の生き方が、城山氏の取材メモとエピソード等によって纏められています。「人としてのあるべき姿」を淡々と、しかし強烈な印象も伴いながら、諭してくれるかのように話が進んでいきます。『落日燃ゆ』 は広田弘毅を書いた小説です。ただ一人の文民政治家として東京裁判で死刑判決を受け、処刑されました。この本を読んだのは30年以上前ですが、小説では感じとれていなかった広田とその家族愛、覚悟の深さは、城山氏のこの本で一層強い感慨として残りました。
あの時代に財政健全化のため軍縮にまで手を付け、右翼の凶弾に倒れた浜口雄幸。 『男子の本懐』もまた繰り返し読んだものでした。 日ごとに衰弱していく体は、靴を履くことさえ困難なのに、「総理が国会に来られない以上、政権を野党に渡せ」と要求され、医者や家族に頼み込み、布を切って靴の形にしたものを足に付け、命がけで国会に立つという政治家でした。国民との約束は最期まで一貫した姿勢で示しきったのです。
政治不信を自らの言動で招いても、平気で開き直っていられる今の政治家と、比較したところで仕方ないかもしれませんが、少なくとも、わが国の数十年前に、こうした大きな人間的魅力にあふれた先達が活躍していたことを、忘れてはならないでしょう。自らに課した責任感ゆえに、決して言いわけをせず逃げることもしないリーダー像を学びながら、私たちがそこで何を受け止め、どのように選択していくべきなのか。 結局、自身にかえっていくのかもしれません。
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2013-06-16T17:30:00+09:00
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復興庁役人のツイッターに腹が立ちませんか?
復興庁の参事官が、ツイッタ―で市民団体や議員に対して、繰り返し中傷・暴言を書き込んでいた、というニュースには、心底腹が立ちました。 “事実上の更迭” 程度で収まる問題とは思えず、政府の中途半端な対応にも、強い憤りを抱いています。公僕の自覚がない者に責任を...
先月末、私は仙台市、石巻市、東松島市などの被災地をおとずれ、地元市の幹部や復興現場で計画促進へ懸命に働く、企業社員の皆さんと話し合ってきました。他県から長期間出向している職員も含め、その真剣さと応対の丁寧さに感動さえ覚えました。もっと「被災者に寄り添った支援の方法」がないものかと、私は自身のこれまでを反省するとともに、新たな決意をせずにはおれませんでした。
不快極まりない参事官の言動は、全国から応援のため現場に入っている職員や、なにより被災者に対して失礼千万と言わなければなりません。人間、ある程度の年齢と職責を得たならば、自然と品位とか礼節を身につけてくるもの。いくらストレスが多いからと言って、このツイッタ―の書き込みに、品位の欠片も見当たりませんし、「被災者に寄り添う」思いやりや人間味も感じられません。
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2013-06-14T18:23:00+09:00
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“選択” の熱い夏が巡ってきます
もうすぐ都議選が始まりますが、その後には参院選が控えた “蒸し暑い夏” に、いよいよ突入します。12年に一度、このダブル選挙が巡ってくるのですが、ことしの選挙はことのほか論戦が熱くなりそうな気配。昨年の衆院選のあと有権者がどのような選択をするのか、注目が...
衆・参の勢力のねじれが解消するのか、経済回復や東北復興への軌道が評価されるかどうか。 今は静かなようですが、みんなが強い関心を寄せ行方を気にしています。 憲法改正も、一時は主役の一つになるかと思われました。まだ判りませんが、各党は見解を公約として表現し始めました。 今回から導入されるネット選挙にも興味津々です。どの政党がどんな方法で効果をだすか?
国際政治の方では、各国首脳の目まぐるしい行き来が目立っています。どの会議や交渉も緊張がテレビ画面からも伝わってくるようです。いずれも、一触即発の事態は絶対に避けるべく、英知の限りを尽くし、世界の指導者たちは対話をもって良い方向へ導いて欲しいと願わずにおれません。
なんとなく気忙しく、息苦しいような日常の中で、先日ふと神奈川新聞で目にした 「9条にノーベル平和賞を」 という、座間市の主婦の活動が強く心に残っています。 「日本国憲法9条にノーベル平和賞を授与してください」―― これだけの英文メールを、ノルウェーのノーベル委員会に送り続けている、という記事です。いつか必ず(選考委員の)目に留まる。そう信じ続ける活動に、共感の輪も徐々に広がり始めたとか。知恵と信念のベクトルをもったこのソフトパワーに、しばし注視してみたい、そんな気持ちになりました。
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2013-06-12T10:19:00+09:00
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愛すべき小作品の展覧会を相次いで回りました
鎌倉ドゥローイング・ギャラリーでは、鈴木正道氏が、30年以上前にインドで見た太陽と月、夜の市場の空 を描いた作品のみを、展示しています。「60歳になった現在、私が描きたいのはあの時感じた空気と場所」だと。 麻紙に鉛筆、水彩、油彩、墨などで塗り込めた、陽...
松田正平の描いた「犬」や「さかな」はどこで見たのでしょう。絵本かな? 挿絵だったかな? いや、展覧会だったよ、たしか ―― 花々や風景はこんなにも単純でいいんだ! 野原で寝そべる若者からは寝息さえ聞こえる。 飄々とした独特のフォルムと色づかいで、これほど人々に愛され、安心感をあたえる画家は稀有といっていいでしょう。生誕100年で大規模な回顧展が、神奈川近美(鎌倉)で。
銀座の夜会は、久しぶりで訪れると、なんとなく気恥ずかしい。画廊の敷居が高く感じるのは、何十年も銀ブラして初めての体感! それでも、誘われて日動画廊の二コル・ボッテを覗きました。 海面すれすれを飛び交う十数羽のカモメを描いた30号を、かつて私は手に入れました。 最近のボッテは、赤い画面に金箔を多用した静物を描いています。 波にたゆたう海鳥の方が、わたしは好き。
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2013-06-10T16:30:00+09:00
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アントニオ・ロペスの作品に再び会いたくなりました
今年4月から開かれていた 『アントニオ・ロペス展』(渋谷、Bunkamuraザ・ミュージアム)が、今月16日に終わる前に、突然再会したくなりました。
5月の初め、その素晴らしさに感動した友人の話に誘われて、その翌日に会場を訪ねました。リアリズムの巨匠と評され...
5月の初め、その素晴らしさに感動した友人の話に誘われて、その翌日に会場を訪ねました。リアリズムの巨匠と評されるスペインの作家は、わが国の新進作家たちに、今も多大な影響を与え続けています。室内の光景、家族の肖像、庭の果物や花々、俯瞰した街々など、画家にとってのモチーフは生活そのもの。その対象を長い時間をかけて描きながら、根源とか深層の真実へたどり着こうとする、静謐かつひたむきな作業を、覗き見しているような気分にさせられました。
先日再び訪れて、今度は驚嘆というか、驚愕したように立ちすくんでしまった画面が、「グラン・ピア」。 マドリードの街を描いた一連の作品の中にある大作ですが、夏の早朝、ビル街に差す陽光と街路を通り抜ける風を画面に定着させようと、作家は地下鉄を乗り継ぎ現場に7年間も通いつめました。イーゼルを中央分離帯に立て、制作の時間はわずか20分。 単なる写実主義とは違った印象をもたらす彼の作品は、街の変化や時間の経過までも、一枚の画面に塗り重ねていく、執念と労苦の結果をさらして見せるからでしょうか。これまで感じたことのなかった、畏敬の気持ちが、この作品を前に湧いてきたのでした。
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2013-06-07T15:49:00+09:00
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「とつか美術会公募展」 が新設の戸塚区民文化センター・さくらプラザで開催されます
本年、とつか美術会の公募展は8回目を迎えます。区内の小・中学生の力作が、美術愛好家やプロの作家の作品と一緒に並べられる展覧会は、毎年とても好評を得てきました。
今春、待望久しかった『戸塚区民文化センター』が戸塚駅前に完成し、9月オープンに合わせて、...
今春、待望久しかった『戸塚区民文化センター』が戸塚駅前に完成し、9月オープンに合わせて、その記念展と位置付けられる展覧会が、9月18日(水)から23日(月)まで、さくらプラザ・ギャラリーで開催されることが決まりました。このほど公募展要領も出来上がり関係者に配布されます。 出品料は、一般が3,000円ですが、小・中学生は無料です。同ギャラリーのお披露目はこの展覧会が初めてとなりますので、市内各区の美術団体代表の方々や美術関係者を、初日夕刻からの交流会にお招きする予定にしています。まだ先のことですが、楽しみにしていてください。
応募をお考えの方など、詳細を知りたい方は、045−812−2200(畑事務局長)にお問い合わせください。
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2013-06-06T14:42:20+09:00
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横浜開港から154年目の記念式典が開催されました / 「横浜宣言」を採択しTICAD‐?が閉幕
100戸ほどしかない半農半漁の横浜村が、日米修好通商条約の締結によって開港場と決まり、世界に向けて港を開いたのは1859(安政6)年。いまからわずか154年前のことです。 開港前、東海道には53の宿場町があり、現在の横浜市域内には宿場が3か所 (神奈...
例年、6月2日に開港を祝う催しが行われますが、今年も公募によって選ばれた市民らが集い、みなとみらいホールにおいて記念式典とコンサート(神奈川フィル)がありました。
アフリカから51か国の政府首脳や元首が横浜に集い、かつてない盛り上がりを見せた 『第5回 アフリカ開発会議』 が3日、横浜宣言を採択して閉幕しました。3日間にわたり各国首脳らと「マラソン会談」を行い、会議にも出席した安倍首相は、「ともに成長するパートナー」を強調。アフリカと共に日本は栄える―― ことを随所で述べました。これまでとは違った連携・支援方策をもって、会議等で約束した事柄を着実に実行していくことが求められます。
横浜宣言では、民間セクター主導の成長促進を強化することをうたい、成長促進へのインフラ整備と環境改善をあげながら、(アフリカ自身の)“平和と安定” の必要性を特に訴えました。 我が国の主導ではじまったTICADが20年を経た今、宣言で言うとおり、その役割を再認識しなければならない時にあります。また、この国際フォーラムの舞台を、横浜で定着させる“覚悟と決意”を、市関係者は心に刻んでほしいと私は強く感じています。
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2013-06-04T15:05:00+09:00
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TICAD代表団の昼食会に招かれ参加しました
国連の国際熱帯木材機関ならびに神奈川県が主催した昼食会が2日、パシフィコ横浜・国立大ホールのマリンロビーで開かれ、ITTOからの招待により参加しました。
セレモニーでは、コートジボワールの外務大臣、同国森林開発公社総裁、ITTO事務局長の三者によ...
国連の国際熱帯木材機関ならびに神奈川県が主催した昼食会が2日、パシフィコ横浜・国立大ホールのマリンロビーで開かれ、ITTOからの招待により参加しました。
セレモニーでは、コートジボワールの外務大臣、同国森林開発公社総裁、ITTO事務局長の三者による合意書署名式が行われました。コートジボワールは内戦状態が長く続いたため、貴重な森林の多くが極度の荒廃にさらされています。その復旧支援に、このほど国際熱帯木材機関が立ち上がり PJを結成。その資金協力については ITTO本部を置く日本が無償で実施するものです。 同プロジェクトに関するプレゼンテーションのあと、同国のデビィ・コフィ外務大臣から、日本政府に対する感謝の挨拶があり、盛大な拍手を浴びていました。
かつて私たちは、市会議員団としてブラジルとペルーを訪れ、日本政府が援助している ITTOの森林保護プロジェクトの実情を現地の専門家からヒアリングを受けました。その時のプレゼンの一つに、とても感動したことを思い出します。 ペルーとエクアドルの国境地帯にある熱帯林を、国境紛争で対立状態にある両国の青年たちが、ITTOの指導のもとで、協力して森林保全と生物保護活動を実施していく過程で、平和構築へ大きく寄与することとなった、という実例です。NGOなどによる環境保全活動も、地味ではあっても実に多くの成果を、世界各地で生んでいることに、改めて思い返し感謝しなければならないでしょう。
写真上は、昼食会主催者であるITTO事務局長のゼ・メカ氏(右から3人目)及び神奈川県知事の黒岩氏(同4人目)と記念撮影。右端が私。 写真下は、コートジボワールでのプロジェクトに対する合意書の署名式典
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2013-06-03T17:38:00+09:00
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アフリカ開発会議の関連イベントとして開かれたITTOの会議に出席しました
横浜に条約本部を置く、国際熱帯木材機関(ITTO)がJICAと共催したサイドイベントが1日、パシフィコ横浜・アネックス会議室で開かれ参加しました。『アフリカの森林の持続可能な経営の推進に向けた取り組み』が演題で、ITTOの事務局長であるエマヌエル・ゼ...
ゼ・メカ事務局長は講演の中で、今回のTICAD ?を契機にと、アフリカの森林の持続経営に向けて、三つのプロジェクトを提言。 ?基準と指標づくり ?森林モニタリングシステムの構築 ?アフリカ諸国間の木材貿易促進をあげ、目標達成につなげるために、必要な教育・訓練などにITTOは十分な役割を担うことを表明。また国際社会と連携しながら進めることを強調しました。
基調講演をするITTOの ゼ・メカ事務局長(1日、アネックスホール)
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2013-06-02T10:53:00+09:00
大滝まさお
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http://blog2.ootaki-masao.com/?eid=393
第五回 アフリカ開発会議 (TICAD ?) が横浜で開催されています
約50か国のアフリカ政府首脳が、一堂に会して開催される国際会議が1日、横浜市のパシフィコ横浜で幕を開けました。5年前の第4回会議も横浜で開かれましたが、それを上回る活況を見せている会議と関連のイベント。
31日の歓迎レセプションで安倍首相は、「アフ...
31日の歓迎レセプションで安倍首相は、「アフリカと日本の経済を新たに躍動させる」と、同国際会議にかける意気込みを述べたと伝えられています。すでに、わが国の官民合わせた対アフリカ支援を、5年間で3.2兆円とする規模も公表されているほか、インフラ整備や人材育成への具体的な方途も「安倍イニシアチブ」として、表明するとも報じられました。
「21世紀はアフリカの世紀」と、識者は口をそろえて提言してきたのに、経済の低迷を続けた日本は、教育・文化・学術・環境・平和などという、本来どのような時代にも相互理解と力強い推進を図るべき、アフリカ諸国間との協働に対して、積極的な関わりを持とうとしなかったのではないか、とさえ思えるのです。
同国際会議がわが国で開始されてから20年。日本が主導しようとした “初心” に立ち戻る節目でもあります。「貧困と紛争の大陸」とまで言われたアフリカが「潜在力と成長の大陸」へと大きく変貌しつつあります。だからと言って、投資、経済、開発等の側面だけではない、草の根の人間交流の深化が同時に求められている、と私は思っています。 その意味で横浜の役割も更に高まるでしょう。国連から認定されている「ピースセンジャー都市」での開催は、決して偶然ではないと思いたいのです。
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2013-06-01T10:02:00+09:00
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原宿のフリーマーケットに大勢の人々が繰り出しました
戸塚区原宿町の、(国立病院機構)横浜医療センター横緑地帯には、40以上のブースに思い思いの品物が持ち寄られ、フリーマーケットが開かれました。原宿商店街「松栄会」が初めて呼びかけて開催したもので、葛西戸塚区長ら行政からも応援に駆け付けていました。
東...
東北大震災からの復興を支援するグループも参加。岩手県大槌町の海産物や仮設住宅でつくられた手作りの品々なども販売され、応援の声をかけながら、わかめや昆布などを買い求める人々がいました。コミュニティ放送局『FMとつか』で昨日、催しの予告放送をしたことも手伝って、朝から大賑わいのマーケットとなったようです。
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2013-05-26T18:23:57+09:00
大滝まさお
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横浜博萌会の社福、医療両法人の決算理事会が開かれました
5月23日、平成24年度の事業報告と収支決算を審議する、法人の理事会及び評議員会が同時開催され出席しました。
社会福祉法人 横浜博萌会は、情緒障害児短期治療施設「横浜いずみ学園」、虐待・思春期問題の情報・研修機関「子どもの虹情報研修センター」、およ...
社会福祉法人 横浜博萌会は、情緒障害児短期治療施設「横浜いずみ学園」、虐待・思春期問題の情報・研修機関「子どもの虹情報研修センター」、および特別養護老人ホーム「しらゆり園」など複数の高齢者介護事業を行う高齢者福祉センターを運営しています。法人設立時から理事として事業経営に関わってきた私は、25年を経過した中で培われてきたノウハウが、それぞれの現場で如何なく発揮されていることを実感しています。職員の皆さんの日常の努力と、常に新しいことにチャレンジしようとする心意気に本当に感謝するものです。各議案は熱心な質疑の後、いずれも承認されました。
この日、医療法人 横浜博萌会の理事会も、西横浜国際総合病院の会議室で相次いで開催され、24年度の事業報告と決算報告について審議。議案は異議なく了承されました。一部の理事について交代する人事議案も承認されました。
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2013-05-23T12:26:00+09:00
大滝まさお
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社会福祉法人 横浜来夢会の決算理事会が開かれました
18日、横浜市戸塚区において特別養護老人ホーム「来夢の里」および、小規模多機能型居宅介護支援事業所「ライムハウス東戸塚」を運営している法人、横浜来夢会の新年度第一回理事会が開催。すべての理事、監事が出席して24年度の事業報告ならびに収支決算報告などの...
2013-05-19T16:56:00+09:00
大滝まさお
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「神奈川県立近代美術館 葉山」で レーピン展を観てきました
ロシア近代絵画の頂点をなす巨匠、イリヤ・レーピンは、絢爛たる文化の華開いた帝政ロシア後期を生きた画家。その時代には、世界中で知られる文豪トルストイや、作曲家チャイコフスキー、ムソルグスキーなど錚々たる創造の大家が、それぞれの舞台で名作を生み活躍した時...
今展は、国立トレチャコフ美術館が所蔵するレーピンの79作品が揃った、過去最大といわれる回顧展です。彼の歴史画や肖像画はつとに有名ですが、名品ばかりの肖像だけでも必見の価値十分。トルストイや化学者メンデレーエフの前からは、しばらく離れられないほどでした。レーピン自身を描いた自画像は最後まで手放さず、息子に譲ったと言われていますが、その作品と妻ヴェーラ・レーピナの肖像もまた、可愛らしく感動を誘うものでした。
長い時間をかけて、一作品ずつ見入ったせいか、外に出て深呼吸すると、葉山館を吹きわたる海の風は、格別に心地よさを感じました。今年は開館から10年。『海に恋した美術館』 (キャッチフレーズコンテスト受賞) が、さらに魅力ある企画展などを行うことによって、鎌倉館がわが国で初めて公立美術館として誕生(1951年)したという伝統を大切にしながら、使命・責任をこれからもしっかりと果たして欲しいと願うものです。
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2013-05-16T15:51:00+09:00
大滝まさお
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横浜は今 アフリカ情報がいっぱいの街になっています
11日と12日、アフリカン・フェスタ2013 (外務省、駐日アフリカ各国大使館、横浜市など主催) が横浜赤レンガ倉庫で開催。先回のアフリカ開発会議を機に横浜で始まったフェスタは、今回で五回目を迎えました。アフリカ開発会議が始まって20年目を数える本年の...
メインステージではアフリカンダンスやファッションショウなど、華やかな舞台が繰り広げられたほか、ビートのきいたアフリカン・サウンドが終日鳴り響きました。 展示テントでは企業・NGO等の活躍が特に目を引きます。実に多くの団体がアフリカ各国と協働し、現地の人々の生活や文化、自然保護活動などに関わっていることかを、知らされる思いがします。
赤レンガ1号館で「学生ブース」を覗いたら、昨年ケニアやルワンダを訪れた女子大生達に出会いました。6月の TICAD-?に訪日するアフリカの大学生に対し、その資金の一部を支援するカンパ活動をしていました。また、同館では市内の小中学校が展開している 『1校1国運動』 も紹介。その成果や支援活動の取組みなどを発表する機会も設けられました。次代を担う青少年がアフリカ諸国の人々と交流し、関心を深めていくことの意義は、とても大きいと思われます。
TICAD-?の公式行事としては、今月30日から6月2日まで、パシフィコ横浜(展示ホール)で開催される 『AFRICAN FAIR 2013』 が別に行われます。この催しは、経済産業省やJETROが主催するもので、アフリカ産品の販売やビジネス情報(ショウ・セミナー)の交換など、国内最大級のアフリカ関連ビジネスイベントになります。
メインステージではアフリカンダンスやサウンドが会場の雰囲気をいっそう盛り立てていました(12日、午後)
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2013-05-12T14:39:00+09:00
大滝まさお
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「横浜インドセンター」 の運営委員会が開かれました
今年度第一回目の運営委員会が、神奈川グローバルビジネスセンター(中区の産業貿易センタービル)で開かれました。今回の議題は、6月17日に開催される予定の、定例理事会及び総会の議案について検討するもの。24年度の事業報告案、収支決算案、役員の選任と参与の...
対インドに関する経済、政治、文化などの話題が、連日のように報じられています。来月にもシン首相が訪日して安倍首相との会談も行われるようです。 昨年はインドからのミッション派遣団が数多く来日し、横浜インドセンターとの交流も行われました。 事業報告によるとインドビジネスセミナーは、23年度では7回開催だったものが、昨年度は12回。参加者も延べ約700人(23年度は440人)と大幅に増えました。また、インドビジネス相談や企業支援事業に関しても、会員からの有料相談件数だけで88件、非会員からの相談(有料)も79件にのぼっています。
おりしも、10日の日経紙には、デリームンバイ間産業大動脈構想の主要路線において、貨物専用鉄道の建設事業を日本企業の双日が受注したことが載りました。受注額は1,100億円。レールの敷設では、大きな荷重にも耐えられる日本の高付加価値製品が採用になるとのこと。2017年に完成すると、物流の効率化が飛躍的に高まり、3〜4日要していた路線が1日に短縮されるそうです。
日印間の経済交流は、今後もいよいよ活性化していく事でしょう。わが国企業が持つ高い技術力と生産能力を、インドは強く欲しているのですから。インドに少しでも興味がある経営者がおられたら、ぜひ 「横浜インドセンター」 を訪ねることをお勧めします。
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2013-05-10T09:42:00+09:00
大滝まさお
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マルコ・ポーロの「東方見聞録」に再注目してみては?
子どもの頃、マンガや単行本などで「マルコ・ポーロ」の冒険を読み、マルコ少年の勇気と物語の壮大さに夢中になったことを思い出します。
マルコ・ポーロが書いたとされる『東方見聞録』は、25年間にわたるユーラシアの旅からヴェネチアに戻った彼が、宮廷文学作家...
マルコ・ポーロが書いたとされる『東方見聞録』は、25年間にわたるユーラシアの旅からヴェネチアに戻った彼が、宮廷文学作家に口述筆記させたといわれるもの。原本はすでにありませんが、写本はその多くが現在にも伝わり、かの コロンブスも、この本から “黄金の国・ジパング” を知り、大航海に乗り出したといわれています。 いま、横浜ユーラシア文化館で開催されている 「マルコ・ポーロが見たユーラシア――東方見聞録の世界」 展には、そのコロンブスが所蔵していた “ピピノ版” と同じ版の本が展示されています。 そしてこの本が後世にどのような影響を与えていったのかを、貴重な史料と共に鑑賞しながら考えてみる機会となるでしょう。
ところで、マルコ・ポーロが商人の父などと共にヴェネチアを発ったのは1270年。彼が17歳の時だったとされています。陸路から西アジア、中央アジアを経て中国に入りました。当時、中国は元の時代で、支配していたのは フビライ・ハーン。 帰路は中国の泉州からインド洋を通り、海路で故郷に到達しています。 今展で驚いたのは、マルコ・ポーロはフビライに仕えて揚州の町を3年にわたり統治したということ。 当時の中国では、宗教や言語・文化等を超えて、優秀な人々がモンゴル帝国の官僚として重用され、活躍していた事実があったことです。マルコ・ポーロもそうした一人だったのでしょう。
グローバル化といわれる現代と同じように、当時も東西交易は実にダイナミックに展開され、人材と目される人々の活動分野も、多岐・多彩だったことに刮目せざるをえません。
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2013-05-08T13:40:00+09:00
大滝まさお
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今年ほど憲法に関する論議がかまびすしい年はありません
自民党の石破幹事長は 「自民党は憲法を変えるために出来た政党」 とまで、街頭演説で言い切りました。改憲の発議要件を示している第96条の先行改正を、安倍首相は参院選の公約に掲げることも明言しています。わが国周辺の国際緊張が、これまでになく高まっていること...
私は、憲法を改正するとしたら、環境権やプライバシー等の人権に関わる条項、並びに地方自治権の拡充を新たに加える 『加憲』 により、憲法の更なる充実を図ることこそが、最も理に適ったものであると考えています。決して頑なな護憲の立場に立つものではないのですが、 “何のために” という根本的な部分で国民のコンセンサスがないまま、主権者たる国民を脇に置き、さも十分加熱しているように煽りたてる一部マスコミと識者らにも、大いなる危惧を抱くのです。
その意味で、慶応大学教授である憲法学者・小林節氏の論説に私は共感します。小林教授は自らの立ち位置を 『護憲的改憲派』 と述べています。その上で96条改正の先行を邪道とし、「(権力者は) 憲法から自由になり、さらに管理しようとしている。これは民主主義、そして人類の歴史に対する冒瀆だ」 (神奈川新聞コラム) と断じるのです。「憲法は法律より変えづらい 『硬性』 があってこそ」 良いのであり、憲法と法律の改正要件が同じであってはならない、とする論旨です。
政府が参院選の結果をもって改憲への舵を大きく切ろうとするのであれば、主権者である国民が良識を示すしかないでしょう。判断は自身の一票に託されることを自覚・自任するしかありません。
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2013-05-06T09:26:00+09:00
大滝まさお
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「富士山」が世界遺産へ 「武家の古都・鎌倉」は不登録と明暗がくっきり分かれました
武家政権の発祥地である鎌倉が、世界遺産に登録されることは、これでほぼなくなったと思われます。応援してきたので残念な気持ちはありますが、それ以上に、20数年にわたり関わってきた関係者は、とても衝撃を受け悔しい思いを抱いていることと、同情の念に駆られます...
こうして結果をみて考えると、やはり鎌倉は決定力不足の一言に尽きるのではないでしょうか。構成資産も、富士山と比較すると見劣りは免れません。その上 “さむらい” やその精神性がもたらした武家文化は、コンセプトはユニークでも外国人には解りにくかったのかもしれません。ただ、これで鎌倉が本来有している、古都ゆえの奥深い魅力と静謐な街のイメージ等は、いささかも減衰などするわけがありません。
世界の名山・富士山は、日本人の精神の形成や芸術文化にも強い影響をもたらすなど、その文化的価値が高い評価を得たといいます。その富士山でさえ、候補地を決める国内の検討会で、一度は落選(2003年)の憂き目を見ているのです。 そこにあった課題は、日本人自身が一番わかっていたこと。 自然破壊やごみ問題の解決は、不断の努力によって乗り越えなければなりません。今回は世界自然遺産ではなく文化遺産での登録勧告であることの意味を、噛みしめることが重要でしょう。富士山文化といっても、かけ替えのない美しい自然があってこそ。入山者が激増したり、遭難者も増えることを想定したら、一定の制限が設けられてもいいとさえ思うのです。
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2013-05-03T18:04:00+09:00
大滝まさお
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5月からは 『横浜アフリカ月間』 アフリカ開発会議へ向けさまざまな催事が行われます
我が国政府と国連開発計画 (UNDP)、アフリカ連合委員会などが共催して、5年に一度行う国際会議が 『アフリカ開発会議』 (TICAD) です。 今回は5回目。会期・会場は6月1日〜3日まで、みなとみらい地区の 「パシフィコ横浜」 に、各国の国家元首、政府...
前回の第4回会議の際は、「アフリカ諸国をもっと知ろう!」と、開催の約一年前から、市内の公立小中学校では一校一国運動を行いその国のことを学習。大使館関係者やJICAの職員らも訪れて交流したほか、中には衛星通信によるテレビ会議を行った学校もありました。子ともたちが国際感覚を養う機会が多いことは、素晴らしいこと。 地下鉄が実施した一駅一国運動も話題になりました。 今回も同様の試みが行われていると伺っていますが、持ち前の “おもてなし精神” を発揮して、市民による盛り上がりをもっとつくりだし、ホストシティーとしての使命を大いに発揮してほしいと願っています。
すでにアフリカン・フェスタやキャンペーン活動等が開かれていて、先日は、サイドイベントの一つである 「ティンガ・ティンガ原画展」 がギャルリーパリで始まり、タンザニアで始まったユニークでしかもユーモアあふれた現代絵画の魅力を堪能してきました。タンザニア産のコーヒーも香り高くてとても美味しかったです。
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2013-05-01T09:12:00+09:00
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コミュニティFM放送局 「エフエムとつか」 が4周年を迎えました
東戸塚に開局された「エフエムとつか」(83.7MHz) が4周年を迎え、29日に東戸塚駅前の「モレラパーク」で記念イベントが開催されました。主催者や戸塚区長などの来賓あいさつの後、ステージでは太鼓や獅子舞などが披露されました。 地域に愛されるFM放送局をめ...
2013-04-30T09:35:00+09:00
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復元された東京駅のドーム天井に また新たな興味がわいてきました
東京を訪れるたびに、改装なった東京駅舎を一回りするのが楽しみで、ドーム天井を眺めてはその空間の美しさに感心し、響き渡る人々の声にさえ心地よさを感じてきました。
北口と南口の両方にある八角形のドーム天井には、よく見ると方角を示す干支(えと)の動物が...
東京を訪れるたびに、改装なった東京駅舎を一回りするのが楽しみで、ドーム天井を眺めてはその空間の美しさに感心し、響き渡る人々の声にさえ心地よさを感じてきました。
北口と南口の両方にある八角形のドーム天井には、よく見ると方角を示す干支(えと)の動物が、レリーフ状に彫られています。私はいつも何気なく眺めていたのですが、先日、東京新聞を読んで驚きとともに、ますます興味をつのらせてしまいました。
東京のドームにある干支には、東西南北を表す、子(ね)、卯(う)、午(うま)、酉(とり)がないのだとか。現在のドームは、戦中の東京大空襲で焼失したものを再現しましたから、復元時に何らかの意図をもってそうしたのかと思いきや、建築(1914年)時の白黒写真をもとに忠実に再現したので、もともとの設計にもなく、その理由をしめす資料等もなかったので、ずっと謎だったというのです。
設計者は辰野金吾氏といい、わが国近代建築の礎を築いた人。その故郷は佐賀県とのこと。復元工事を担当した関係者らが、その後、「故郷に謎を解く手がかりがあるかもしれない」と調査したところ、武雄温泉楼門に4種の干支が確認されたのです。もちろん、その楼門も辰野氏の設計。しかも楼門は東京の丸の内駅舎完成の翌年に建てられたことも解りました。
詳しいことは、これから専門家が解明してくれるでしょうが、何とロマン溢れる事実でしょう!
今年、停滞していた横浜駅西口の大規模開発が、本格的に動き始めました。一日200万人が乗り降りしているターミナル駅・横浜。その大改造に、心動かされる人々も大勢いるはず。国際都市の玄関口を再整備する名称は 「エキサイトよこはま」 といいます。どこででも見られる街を立ち上げるのではなく、100年後の人々が、 「そうだったのか!」 と感嘆するような創造性と、どこかに “遊び心” やロマンが秘められている街であったほうが、横浜らしさがあるあるのではと、そんなことを想ったりするのです。
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2013-04-28T14:13:00+09:00
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韓国の仁川広域市から横浜市へ同市職員が派遣されてきました
横浜市と仁川市とは、2009年に「パートナーシップ都市協定」を締結しています。教育・文化、観光など両市の共通する行政課題について、交流や情報交換を通じて互いの発展に寄与することを目的としています。昨年末、その協定を継続するために、仁川市から宋永吉市長...
私はパートナーシップ都市協定が結ばれた年に、仁川広域市から国際顧問(任期2年)の委嘱を受け、2011年12月には、現在の宋永吉市長より2期目の委嘱状を受け取りました。そうしたこともあり23日、横浜市会で丁さんの着任挨拶を受け面談しました。仁川市の発展の様子や行政課題などについて率直な話し合いが出来たことを喜んでいます。「横浜市の様子だけではなく、休日には出来るだけ他の都市も訪れて勉強したい」と丁さん。多くのことを学んで、有意義な一年を過ごし帰国してほしいと願っています。
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2013-04-25T16:27:00+09:00
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「中国残留孤児の配偶者の生活支援を求める運動」に理解と協力を
中区の横浜市技能文化会館で開かれた、「中国養父母謝恩の会」の会合に出席し、激励の挨拶をしてきました。帰国した中国残留孤児の約90%の人々が原告となり、国家賠償訴訟に至った人権回復と生活保障を求める運動は、2007年に、議員立法による 「中国残留邦人の...
同法が成立したことで、国民年金の満額支給と支援給付金の支給がきまり、孤児たちの生活は安定化に向かうこととなりました。しかし、孤児が死亡するとその配偶者は、満額の国民年金受給がなくなり、生活保護と同じ水準に落ち込む現実が起こっています。こうしたことから、孤児の死亡後も、配偶者は尊厳ある安定した老後生活を送れるようにと、今、生活支援を求める請願署名運動が中国帰国者たちの間で展開されています。
目標とする10万人署名のほぼ半分にあたる5万人分は、今月、国会議員への趣旨説明と陳情の場で提出され、その際の報告も冒頭の会合で行われました。6月に今国会は終了しますが、会期末までに解決をめざし運動を継続していく事が決議されました。
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2013-04-23T15:52:39+09:00
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戦後の美術活動のあり方を先導した2館の存在を 再認識することが重要です
鎌倉鶴岡八幡宮の敷地内にある神奈川県立近代美術館(鎌倉館)は、土地の貸借契約が終わる2016年3月で閉館される方向と聞いています。同館別館と葉山館を合わせた3館の集約化が、すでに県の緊急財政対策本部で検討されているのです。契約期限が切れたあとは更新し...
わが国で初めて(1951年)、公立美術館として設立された県立近美(鎌倉館)は、全国における美術館活動の先導役を担い、その後に出来た地方美術館のあり方を指し示す、大きな存在となってきました。収集した作品の質量はもとより、国内外の作家を奨励し育成した実績は、はかり知れないほど巨大だと評しても良いでしょう。
また、坂倉準三の設計になる建物自体、20世紀を代表するモダニズム建築としての評価が高く、その保存を国際機関が呼びかけているほどです。さらに鎌倉は、「武家の古都」として世界遺産登録をめざしており、八幡宮とその周辺は文化財保護法の指定地区でもあります。国の許可なしには、何もできない事も事実。今、多くの難題でがんじがらめ状態に陥っているのです。
もう一つの存在は、横浜市民ギャラリーです。このほど耐震性に問題がある、とのことで教育文化センターの取り壊しが急きょ決まりました。1〜3階を占めていた市民ギャラリーは、検討の結果、野毛の旧職員厚生会の建物(いせやま会館)へ移転が決まり、今年度に内装工事着手、26年秋に開館予定です。
市民ギャラリーは、昭和39年に桜木町駅前に誕生。ここも戦後市民の美術活動に弾みをつけ若手芸術家の育成拠点として、公立ギャラリー活動のモデル的存在でした。関内駅前の教文センターに移ったのは昭和49年のこと。利便性も手伝って、多くの美術団体は競ってここを発表の場としてきたのです。野毛への再移転は、まさに意見百出。最寄駅から遠くしかも長い坂道が続くので、高齢者等への配慮を求める声さえ出る始末です。既存の建物を使うための不都合も数々指摘されています。
神奈川県も横浜市も、やむを得ない事情があったにせよ、ここに至るまでの経過と情報の公開(説明)のしかたに問題はなかったのか。議論は十分に尽くされ、課題の解決や要望の充足は適っているのでしょうか。
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2013-04-17T15:07:00+09:00
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「熱熱! 東南アジアの現代美術−Welcome to the Jungle」展が開かれています
横浜美術館で、4月13日から6月16日まで開催中。シンガポール、マレーシアなど東南アジア8か国、25人の作家による、写真・映像・絵画・立体などの意欲作品が展示されており、わが国では初公開という注目作もあります。
熱帯雨林が生い茂り、無数の島々が海に...
熱帯雨林が生い茂り、無数の島々が海に浮かぶ自然の宝庫― 東南アジア諸国にはそんなイメージを抱きます。 サンスクリット語で “無秩序” という意味あいの言葉が、“ジャンガラ” だそうですが、ジャングルはその言葉に由来するともいわれているそうです。 高密度な都市化へ変貌しつつある東南アジアの国々は、多民族、多言語、多様な文化・価値観が、混在しながら共存する、魅力と活力に満ちた圏域といえるでしょう。 タイトルにある “ようこそ、ジャングルへ” は、そのアツアツに沸騰しているかのような、東南アジアにおける現代の美術シーンを、ジャングルを探検するようなワクワク感をもって観てほしい、という主催者側の意図がよく表れていると、私は感心しました。
フィリピンがスペインの植民地だった時代、圧政に住民が対抗した 「バシの反乱」(1807年) の史実を構想し作品化した ベルト・フェリオの「バンタイの祭壇」(壁面の作品)。 手前はティタルビの「小さきものの影」
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2013-04-15T18:23:00+09:00
大滝まさお
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ケンジ・ベルトー・スズキ氏の楽しい作品と出会いました
パリ在住の芸術家、ケンジ・ベルトー・スズキ氏の展覧会が、4月13日(土)から24日まで、横浜市中区のギャルリー・パリで開催されています。2011年に神戸で個展が開かれ話題となりました。横浜での今回の発表は、すべてこの展覧会のために制作された新作ばか...
パリ在住の芸術家、ケンジ・ベルトー・スズキ氏の展覧会が、4月13日(土)から24日まで、横浜市中区のギャルリー・パリで開催されています。2011年に神戸で個展が開かれ話題となりました。横浜での今回の発表は、すべてこの展覧会のために制作された新作ばかりで、多くの人々がユーモアに満ち、ほのぼのとした作品と対話しながら、心を通わせる機会となることは疑いありません。
会場ギャラリーで最後の仕上げ作業を作品に施している作家 (上左) と一緒に、プレ・オープニングを楽しもう、というご案内状をいただき、光栄なことと感謝しつつ伺いました。正式なオープン前に作品たちと出会え、作家と語り合える特別な夜を、飛び切り美味しいフランスワインを飲みながら過ごすことが出来ました。ホント! めったにない贅沢。
展示が終わったあと、作家のスズキ氏と共に。鉄板をレーザーで切り抜いて制作されたオブジェは、それがつくりだす影と共にさまざまな表情を見せてくれます。
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2013-04-12T17:42:00+09:00
大滝まさお
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横浜公園のチューリップが一斉に花を開きました
桜の開花も驚くほど早かった今年ですが、例年、チューリップ祭りは、最も“見ごろ” の時期に合わせて行うのですが、その目論見よりもずっとはやく、色とりどりの花々が競うように咲き始めました。中高年のカメラマンたちが、花壇のまわりを取り囲むようにしてシャッ...
桜の開花も驚くほど早かった今年ですが、例年、チューリップ祭りは、最も“見ごろ” の時期に合わせて行うのですが、その目論見よりもずっとはやく、色とりどりの花々が競うように咲き始めました。中高年のカメラマンたちが、花壇のまわりを取り囲むようにしてシャッターをきっていました。
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2013-04-09T17:44:00+09:00
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中国帰国者福祉援護協会の菅原理事長が逝去されました 謹んで哀悼の意を表したいと思います
闘病生活を経て元気を取り戻され、先日、中国帰国者の方々と一緒に、菅原幸助理事長の米寿のお祝いをしたばかりでした。お礼のあいさつの中でも、「中国において、子どもの頃から苦労を重ねてきた皆さん(帰国者)が、日本に帰ったいま、一番幸せになる権利をもっている...
残留孤児たちの生活保障と人権回復等を目的とした国家賠償訴訟が、全国各地で展開されたおり、中国側における戦後の孤児帰国に関する記録収集と、関係者らへの聞き取り調査を実施するため、菅原氏、弁護士、孤児代表らと訪中調査団を組織し、約10日間にわたって中国東北三省を訪れたことがあります。私は訪中団の秘書長として、菅原団長を補佐。各省政府への訪問と要人会見などに立ち会いました。いずこにあっても、毅然とした言動と要点を的確に提示し質疑する菅原さんに、心から敬服の念を抱いたことを覚えています。その資料・証言などは、裁判における弁論に大いに役立てられました。 そして長い裁判闘争の結果として、法改正が行われ現行の支援制度の形が整ったのです (菅原氏は、なお不十分として再改正の運動をを続けていましたが)。
残留孤児たちにとっては、とても大事な人を亡くしたことになります。最期まで孤児たちの幸せと自立を祈り、そのために、時間があれば手紙を書き家庭訪問を繰り返していた理事長の思いを、協会幹部の皆さんや活動を支持してこられた企業・団体の方々に、しっかりと受け継いで欲しいと願わずにはおれません。
4月4日、午前5時55分没。戦後、一貫して中国残留孤児・夫人への支援と、改正法成立等に貢献した努力に対して、横浜弁護士会人権賞(平成15年)、吉川英治文化賞(平成22年)が贈られています。 ご冥福を衷心よりお祈り申し上げます。
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2013-04-07T12:20:00+09:00
大滝まさお
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今年の 「アフリカンフェスティバル」 は楽しさがいっぱい!
6月に、横浜で『第五回 アフリカ開発会議』(TICAD ?)が開催されることになっていますが、その前にアフリカをもっと知ってもらおうと、親子で楽しめるイベントやワークショップ、各種展示など盛りだくさん詰め込んだ祭典が、横浜赤レンガ倉庫1号館で開かれてい...
6月に、横浜で『第五回 アフリカ開発会議』(TICAD ?)が開催されることになっていますが、その前にアフリカをもっと知ってもらおうと、親子で楽しめるイベントやワークショップ、各種展示など盛りだくさん詰め込んだ祭典が、横浜赤レンガ倉庫1号館で開かれています。(7日まで)
フェスタ自体は今年で6回目。先回のアフリカ開発会議を機に、それまで東京で開催されていたイベントが、横浜に移ってきたものです。毎回、趣向を凝らした舞台での演舞やアフリカ音楽の楽しみに加え、普段は目にすることも稀な民族工芸に触れたり、雄大な自然を映した写真展や動画などの鑑賞も魅力の一つ。 回を重ねるごとに私のアフリカコレクションの数もどんどん増えてしまいました。古い年代の、祭事に使用した木彫りの “仮面” や、無名の作家による石・鉄などを素材にした彫刻作品は、いつまでも深い魅力を湛えています。
今年のアフリカ開発会議は、世界が注目するなか開かれます。ぜひ成功させるためにも、このフェスタでアフリカに関する興味や知識を深め、楽しみを見つけて欲しいと思います。
コートジボワールのショップコーナーで古いテラコッタによる黒人人形をゲットしました
3階のワークショップではジンバブエの伝統楽器“ムビラ”の演奏中でした
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2013-04-06T10:20:00+09:00
大滝まさお
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「ライムハウス東戸塚」ご利用者の皆さんと野外レクを楽しんできました
小規模多機能型居宅介護支援事業所である「ライムハウス東戸塚」ではこの時期、野外レクリエーションを恒例行事としていますが、今年は屋形船に乗船して、みなとみらい地区などを遊覧。暖かく爽やかな海風を感じながら、雄大で賑やかな港の光景を楽しみ、美味しいお弁当...
当初は大岡川沿いの桜を船から満喫する 「花見遊覧」 の計画でしたが、残念ながら、例年より早く開花した花々は、昨日までの低気圧接近による突風や終日の風雨で、大方が散ってしまいました。それでも、朝から晴れ渡った今日の美事な青空を仰ぎながら、参加された皆さんは満面の笑みで春の午後を楽しんでくださいました。無事故で終了できたことにスタッフも安堵。早くも次回の企画に思いを馳せていました。
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2013-04-04T18:02:00+09:00
大滝まさお
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ポトマック河畔の桜の返礼として 米政府からハナミズキが横浜に贈られ植樹式が行われました
先週、「アメリカ政府から横浜市に贈られた、ハナミズキの木100本の植樹式が行われた」 との記事を目にしました。ジョン・ルース駐日米大使らと一緒に、スコップを持つ林市長の笑顔が印象的に写っていました。
このハナミズキ植樹は、ワシントンのポトマック河畔...
このハナミズキ植樹は、ワシントンのポトマック河畔に、1912年に日本から寄贈され植えられた、約3000本の桜の返礼として、100周年記念 『友好の木―ハナミズキ イニシアティブ』 の一連催事にあたります。 今やポトマック河は “桜の名所” 。 これを推進したのは、当時、横浜を拠点に活動していた女性記者(作家)エライザ・シドモアさんであることは、よく知られているところです。彼女の墓所は横浜山手の外国人墓地にあります。 ルース大使は、中区・本牧山頂公園での式典で 「何世紀にもわたって、日米の深い絆の象徴になって」 と、深い願い込めたあいさつをされたようですが、花をめぐる国を超えた友情の交歓は、いつの時代も、どこの国とも、大事に育てていかなければなりません。
それにしても、また横浜に、歴史に残る “証” が、明確に刻まれたことを心から喜びたいと思いました。
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2013-04-01T09:13:50+09:00
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社会福祉法人 『横浜来夢会』 の理事会が開かれました
25年度の、横浜来夢会 (特別養護老人ホーム「来夢の里」および 小規模多機能型居宅介護支援事業所「ライムハウス東戸塚」を運営) の事業計画(案)と収支予算(案)を審議する理事会が29日、戸塚区汲沢町の「来夢の里」で開催され、他の議案も含め、いずれも提案...
「来夢の里」は、施設運営2年目に入っています。「ライムハウス東戸塚」ともどもに、地域の自治会・町内会はもちろん、福祉・医療などの関連機関とも連携を密にしながら、信頼される事業所として進展していきたいと決意しています。
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2013-03-30T16:22:37+09:00
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例年より早く 桜が満開になっています
気温の変化が激しいのに、桜の花は満開となって、訪れる人々を和ませてくれています。大岡川には4月に入ったら「ライムハウス東戸塚」のご利用者の皆さんにご一緒して、屋形船での観桜会を催す予定を立て、楽しみにしていたところですが、もう、その頃には花は散ってい...
大岡川の桜。花筏(はないかだ)の時期もとても魅力的な様相を見せてくれます。向こう側の高いビルがランドマークタワー。港が近いので潮の干満で川の表情も変わります。
戸塚区新庁舎の9階から柏尾川を望んだ光景です。春靄で残念ですが柏尾川堤にも例年大勢の花見客が訪れます。自生している「みずきんばい」の発見が近年話題となりました。いま保護の手が差し伸べられていて、群生した様子と可愛らしい黄色い花が、河川敷から楽しめる日はそう遠くはないでしょう。
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2013-03-27T16:48:00+09:00
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横浜博萌会 (社会福祉法人並びに医療法人) の理事会が開かれました
平成25年度の事業計画と予算を審議する横浜博萌会の理事会 (社会福祉法人は評議員会が同時開催) が、25日に相次いで開かれ、両法人の理事を務めている私も出席しました。提出された議案はいずれも承認されました。
役員の退任とそれに代わる新役員の選任につい...
役員の退任とそれに代わる新役員の選任についても、提案通りに同意されました。 超高齢社会に突入しつつある現在、福祉も医療も、施設整備が地域に展開されれば、されるほど競合が強まり、経営に対する工夫と努力が必要になることは必然のこと。大事な点は、地域の中でいかに信頼され必要とされる(選ばれる)施設かどうかです。 そのためには、まず、ご利用者のニーズの把握に努め、ご利用者サイドに徹しようとする運営の姿勢でしょう。いずれも、多額な税金が投入されているからこそ、成り立っていく制度・施策ですから、持続・発展の指標となるのは、経営組織の硬直化を防ぐ普段の努力と、無駄(コスト)削減に、敏感に反応していく職員のマインドを育てる、ということになるのでしょうか。
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2013-03-25T16:06:00+09:00
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“春のセンバツ” の入場行進曲 「花は咲く」 に感動しました
センバツ高校野球大会の熱戦が、22日から繰りひろげられています。 憧れの球場を踏みしめて、力強く入場行進する若者たちの、晴れやかで誇らしげな顔々は、何時見てもすがすがしく、感動を呼び起こします。今年の入場行進曲に選ばれたのは 『花は咲く』 でした。NH...
この曲が流れると、私はなぜか胸が締め付けられるような感じになり、そして自然に涙ぐんでしまうのです。センバツの行進曲を聞きながら、やはり同じ感慨に陥って涙しました。不思議な力をもった曲だと思います。 この歌に心を動かされて、東北への思いが一層募り、体ごと動いた人がどれだけいることでしょう。それを目の当たりにした番組が、3月14日に放送された 「花は咲く――復興を願う心のうた」 でした。アニメのテーマにもなり、来日公演するウィーン少年合唱団も、この曲を日本語で美しく奏でます。
PJに参加して歌っているタレントや、アスリートが手にしている花はガーベラ。 「希望」 とか 「常に前進」を意味する花言葉が、ガーベラにはあるといいます。 あの忌まわしい出来事からまる2年。 復興の速度は思うほど早くはないけれど、 「思い」 の深さと世界中で積み重なっていく小さな 「実践」 は、きっと、きっと大きな希望へと変わっていくに違いありません。この歌を聞くたびに私は意を強くもち、「忘れない」ための努力を思い起こすことにしているのです。
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2013-03-23T17:51:00+09:00
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区民文化センターの内覧会で 「美術ギャラリー」 の問題点等を指摘しました
9月の本格オープンに向けて、戸塚区区民文化センター (指定管理者:アートプレックス戸塚?) ではいま、内覧会を順次開催して、施設内容や機能を区民に公表しています。
20日午後、とつか美術会では今秋の公募展を控え、ギャラリーの展示場や付帯設備等を調べる...
20日午後、とつか美術会では今秋の公募展を控え、ギャラリーの展示場や付帯設備等を調べるために、役員で視察をしてきました。ギャラリーの在り方については、すでに当会で横浜市当局に対して「要望書」を提出し、申し入れを行ってきたところです。概ね、内容面ではそうした要望が取り入れられたことを確認したのですが、設計過程と建築に入る(入札が行われる段階)前に、入念なチェックが行われていないのではないか、と思われる個所が数点ありました。今後のこともありますので、それを記したいと思います。ご関心のある皆様も機会があれば確認してみてくだい。
まず、? ギャラリーのエントランスです。 事前の説明ではエントランス側(壁面)は全面ガラスで、ギャラリー内部が見えると聞いていました。同じフロアの「多目的スペース」もガラス張りで、企画によっては視覚的にも相互の連携が取りやすい特徴を備えていると理解していたものです。ギャラリー出入口の扉はスライド式両開きで、開口部約2m。展示中はその部分しか外部と通じないため、全体で約250?の展示室は “密閉空間” そのもの。どんな展示が中で行われているのか、通路からは解らないギャラリーって、どう思いますか。
? そのエントランス正面、入口からわずか3mほど先に幅広の構造柱が聳えて視覚が遮られます。 この構造は設計段階で明らかなのですから、奥行や天井高さといったギャラリー空間の大切な印象を、無視した設計と感じないわけにいきません。エントランス位置をここにした理由が全く理解できません。 ? ピクチャーレールの設置位置は利用者の立場で考えたとは思えません。 必要と思われる位置にレールがない上に後付けは難しいとのこと。 それから、絵画をかけるフックは天井高が高いので、専門職が行わないと素人には出来ないかもしれません。とりわけ稼働壁の上部にフックを取り付け、絵画の位置調整を行うこと等は、高齢者のグループが多くなるこれからの時代には、貸し出す側のサービス内容も共に充実して対応すべきと考えます。 ? その他にも、スポットライトの数と壁面照明の統一性は図られるのかとの疑問。ギャラリー倉庫は棚や脚立、長机などですでにいっぱいで、利用者への使い勝手をどう工夫したのか、など、設置者や管理者に聞きたいことがたくさんありました。
こうした公的な文化施設は、企画の段階で専門家や市民代表の意見を聞いているはずなのですが、それらがどのように設計に反映され、最終的にどこで誰が確認をしているのかなどという点は、不明のまま完成してしまいがちです。ともすると市民意見等より優先して、効率的な運営や管理しやすい施設へと、いつの間にか変貌してしまっているかもしれません。 私たちの大切な税金が使われ、不便・不満が多少あっても、使い続けなければならないのは市民・区民の方なのですから、しっかりと意見を述べながら、よりよい施設へと変えていくことも大事なことでしょう。
ギャラリーを視察する美術会などのみなさん(20日)
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2013-03-21T09:03:00+09:00
大滝まさお
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横浜インドセンターの理事会および総会が開かれました
18日、メルパルク横浜を会場に、同法人における平成25年度の事業計画ならびに収支予算を審議し、いずれも承認されました。
新年度は、引き続いてセミナー (ビジネス、文化・観光など) を積極的に開催するほか、テクニカルショウなど各種展示会への出店、インド...
新年度は、引き続いてセミナー (ビジネス、文化・観光など) を積極的に開催するほか、テクニカルショウなど各種展示会への出店、インドビジネスの個別相談会、インドからの訪日代表団との商談会や懇談会を開くなど、関係強化にさらに取り組むとしています。また、日系進出企業の操業状況などを視察するミッション派遣と、県内企業のインドへの投資支援も盛り込まれました。
総会での報告では、今年のテクニカルショウで初めて試みられた、インターネット活用の会員企業とインド企業とのビジネスマッチングの状況が話題となり、Skype(スカイプ)を通じて情報のやり取りを実施したり、ニーズ調査等にも大きな威力を期待できることが述べられました。総会後の懇談会では、新規入会企業が紹介され和やかな語らいが広がっていました。
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2013-03-19T09:21:00+09:00
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『よこはま地震防災市民憲章』 をご存じでしたか ?
横浜市が制定した憲章は、東日本大震災が発生した 3.11 を、あえて制定日に決めました。 あの日から2年がたった今も、東北の被災地は復興への実感をつかめず、避難者は先の見通せない日々に苦悶しています。 巨大地震がもたらした惨状を、私たちは決して “よそ事” ...
自助、共助、公助という、防災・減災への意識のたかめ合いと、それぞれが強固な連携を保つことで、かけがえのない命や、地域を被害から救うことが出来る――。「備え」 と 「助け合い」 の大切さが憲章のポイントであり、すぐにも実践できる、具体的な行動指針と、呼びかけがその内容になっています。 また、多くの地域や外国からの訪問客が絶えない街が、わが横浜であるだけに 「訪れている人みんなに、分け隔てなく手を差し伸べる」 ことも大切です。当然、そうした視点での記述にも力点がおかれてています。
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2013-03-15T14:16:00+09:00
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被災者にとって大事なことは「見通し」。 希望をもてる震災復興の加速化を
3月11日。東日本大震災から2年が経過しました。死者・行方不明者は18,549人(8日現在)。 その後に過労等、震災関連死とされた人もおられることから、2万1千人超という尊い命が犠牲になりました。 改めて、あまりの災害の酷さに、いまも、身が縮み 心が凍...
「復興」とは程遠い被災地の実情は、連日のTV報道やルポ記事などで再認識させられ、遅滞の一因でもある政治力の脆弱さに、強い憤りを感じています。 この現実に加えて、 “原発”による福島県からの避難者は、全国に16万人。 岩手県・宮城県からも合わせて16万人も避難者がいて、皆さんは日々、辛労と孤独の中で葛藤しているのです。このことを、私たちは片時も忘れてはならないでしょう。
さる10日、公明党は仙台市で 『東北復興会議』 を開き、復興加速の実行を決意し誓い合いました。その中で山口代表は、「われわれは議会人、立法する側だ。新しい法律や条例、予算をつくって壁を破ることが、被災者から期待されている」と、制度と現実のどんなギャップにも、諦めず挑戦する気概を、参加した各議員に訴えました。 不可能を可能に! その心意気と闘争心なくして、被災者に寄り添うことなど出来る筈はありません。
施策や対策の一つひとつに、可能な限り “見通し” を一緒に示すことです。 今必要なことは、被災した人々、家族が “希望” を抱いて、明日に向かえるようにすることではないでしょうか。 そして、スピードです。
中区日本大通にある日本新聞博物館では、現在 『再生への道―地元紙が伝える東日本大震災』 展が開催されています。 岩手日報、河北新報、福島民報、福島民友新聞 の地元4紙が、新聞編集はおろか印刷さえままならない非常事態のなか、どうやって日刊紙を発行し続けられたのか、未曽有の激甚災害をどのように伝えたか――。 地震発生からの2年間。ふるさとの姿と、震災から立ち上がろうとする人々の思いを、紙面と写真などを通じて訴えた、“新聞人の魂” の企画展を提示してくれています。 地域と密着してきた地元紙ならではの視点・感性に、単なる報道や提言記事などとは違った、同苦の心情をくみ取ることができます。
時間をかけて、じっくりと見ることをお勧めします。 決して、忘れないために――。
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2013-03-13T16:44:00+09:00
大滝まさお
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横浜では最古のステンドグラスが修復を終え特別展示されています
横浜英和学院の旧マカスリン礼拝堂は1908年に創建。この学院が中区の山手居留地にあった最初の時代からシンボル的な存在でした。ここには嘗て、10面のステンドグラスが嵌め込まれていたことが分かっています。しかも、このステンドグラスは我が国で最も古い...
横浜英和学院の旧マカスリン礼拝堂は1908年に創建。この学院が中区の山手居留地にあった最初の時代からシンボル的な存在でした。ここには嘗て、10面のステンドグラスが嵌め込まれていたことが分かっています。しかも、このステンドグラスは我が国で最も古いものの一つとされてきました。研究者らの調査によっても、デザイン者や工房、輸入か国産かなど詳しいことは未だに不明のままです。
横浜はその後に、震災や空襲などに見舞われたのはご存じのとおり。同学院も、山手から校舎移転などの変遷を経ました。こうした歴史的な経過のなか、この重要な美術品は2面だけが無事に残っていたことが、2008年になってわかりました。 多くの方々の調査や検証の後、2011年からは横浜マイスター・平山健雄氏の手によって、2年がかりの修復作業が行われてきました。
歴史の証言者であり、過去から未来を “ひかり” でつなぐ 貴重なステンドグラスは、いま見事に往時の輝きを取り戻して、まもなく英和学院の礼拝堂に再び設置されることになっています。今月12日まで、NTT東日本神奈川支店(関内)の 光HOUSE YOKOHAMAギャラリーで、その展示が行われ参観することができました。
NTTギャラリーでは、平山マイスターの小作品も展示紹介され、訪れたファンはその美しさに魅了されていました
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2013-03-11T17:05:00+09:00
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戸塚区民文化センターの本格オープンにむけて その機能性や使い勝手の確認が必要です
さる3日、戸塚区新総合庁舎が竣工され、式典の後のお披露目イベントには大勢の区民の皆さんや、関係者の方々が列をなして見学するなど、強い関心と期待が示されていました。
この日、区民文化センターは午前中の一部の時間のみ来賓の見学が許可され、私もホールやロ...
この日、区民文化センターは午前中の一部の時間のみ来賓の見学が許可され、私もホールやロビー、リハーサル室などを観ることが出来ました。しかし3階の美術ギャラリーは未整備とのことで、部屋の中にさえ入ることが叶いませんでした。とつか美術会のメンバーが揃って壁面や照明、関連設備などを確認のため集合したのですが、改めて後日にうかがうことで了承しました。
3階はギャラリーのほか、大・中・小の多目的スペース、区民広場などのほか、母子で訪れた方のための一時託児施設も設けられています。区民広場は、区役所に用事があって来庁した人への情報提供の場でもあり、多目的室で区民が行っている多彩な生涯学習・地域活動を知ったり交流もできる、有効な場となることは疑いありません。 それだけに、美術ギャラリーとの連携、展示の内容いかんによってはこれらのスペース全部を使ったイベントさえ、企画可能になると考え、建設中は大きな期待を寄せていた一人でした。
しかしながら、その実現はかなり困難であることがだんだん分かってきました。管理区分の問題と、各部屋の設備・機能がそうした考え方を最初から想定していないため、 “帯に短し、襷に長し” 状態の不満が出てくるものと容易に想定できるのです。 設計段階から、さまざまな意見を聞いてきたはずですが、役所の機能と文化・教育活動の場を一体的に作ることの 「矛盾」 を、こんなところにも痛感しています。 別の機会に、それら想定される事柄と今からでも改善が可能かどうかについて、提起してみたいと思います。
戸塚区民文化センター3階の美術ギャラリー前で打ち合わせをする「とつか美術会」のメンバー。9月から始まるオープン記念の企画展を開催することになっている
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2013-03-09T08:55:00+09:00
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水野佐知香さんの教え子や素敵な仲間の演奏会がMMホールで開かれました
昨年度の横浜文化賞 (24年度、第61回) を受賞されたヴァイオリニストの水野佐知香さんが、それを記念したコンサートを、さる3月7日夜、横浜みなとみらいホールで開きました。国内外のオーケストラとの共演や音楽番組等への出演など、多彩な活動を精力的にこなし...
横浜文化賞の受賞は、そうした国際的な音楽家たちを育ててきた(いる)手腕と、ハマの音楽文化を根付かせようとする地道な活動への貢献・期待に対するものだと思います。「弦楽合奏団ヴィルトゥオーゾ横浜」 を率いて、連続公演を実現してきているのも、それらの活動の一環といえます。当日のヴィヴァルディ 『四季』 は、“素敵な仲間たち” との息の合った演奏を聞かせてくれて、まさに “ブラボー!” の夜でした。
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2013-03-07T18:06:00+09:00
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「梅まつり 花まつり アート展」が戸塚・舞岡で開かれています
第10回目を数える同展が、満開の梅の花が香る 『舞岡ふるさと村』 で開かれています(主催:舞岡ふるさと村推進協議会)。 「かねこふぁ〜む」 の喫茶ギャラリーには、手づくりのケーキと薫り高いコーヒーにつられて訪問者がいっぱい。 暖かな日差しが降りそそぐ野外...
3月10日まで、作陶体験(予約が必要)や古御堂焼の新作展示販売なども行われているほか、ものまねLIVE、JAZZ LIVEなどの楽しいイベントも楽しめます。 今年の冬は、格別に寒かったせいで花々の開花も遅れ気味。一気に春めく 『舞岡ふるさと村』 を散策しながら、あなた好みの “春” を捜してみてはいかがでしょう!
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2013-03-05T11:50:00+09:00
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戸塚区新総合庁舎の竣工と 戸塚駅西口再開発事業の完了を祝う式典が行われました
戸塚駅と直結した新区庁舎は地下3階、地上9階建て。 地下の駐輪場は約1,300台、駐車場は99台分が確保されているほか、区行政の各課の配置も決定。 区民の健康診断・相談機能が5階に集約され、区役所窓口の業務は2階に並べられて、来庁者の利便性が飛躍的に...
戸塚駅と直結した新区庁舎は地下3階、地上9階建て。 地下の駐輪場は約1,300台、駐車場は99台分が確保されているほか、区行政の各課の配置も決定。 区民の健康診断・相談機能が5階に集約され、区役所窓口の業務は2階に並べられて、来庁者の利便性が飛躍的に向上します。
併設された戸塚区民文化センター 『さくらプラザ』 は、3階に美術ギャラリーと、4階には450席のホール、リハーサル室、3室ある練習室、創作室などからなっています。 区民文化センターは8月末にオープン。9月から正式に活動が開始される予定になっています。
区庁舎と区民文化センター(公益施設)の完成をもって、戸塚駅西口地区の再開発事業は完了しました。 昭和37年に、戸塚駅前地区土地区画整理事業の都市計画決定が行われてから、約半世紀もの年月が費やされたことになります。 戸塚駅西口再開発に関する都市計画決定も平成6年のこと。途中でやむなく大幅な事業の見直し等も行われ、工事スタートは平成19年にずれ込みました。 議会において私も、この事業推進にかかる質疑を何度も行いました。今は、懐かしい思い出になっています。
戸塚は市南西部の重要な交通拠点であり、産業や歴史・文化の揺籃の地でもあります。新たな時代にふさわしい発展が遂げられるよう見守ると共に、さまざまな地域活動に関わりながら、街の進展を図りたいと、式典に参加しながら決意を新たにしたのでした。
写真上は、式典でテープカットする林市長及び来賓の皆さん。下左は ホール正面の舞台、下右は 4階ホール前ロビーに掲げられた平山健雄氏作のステンドグラス「totsuka 宿」(3日)
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2013-03-03T15:28:00+09:00
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国立博物館・平成館の 「書聖 王羲之」展を観てきました
日中国交正常化40周年を記念して開かれている特別展 『王羲之』。今月3日(日)までが会期と知っていたので、先週の日曜日、相当の混雑を覚悟して出かけてきました。 「書を芸術にした男」とあるように、書道に興味がある人はその名を知らない者はないと思われます。...
私は1997年7月、西安を訪れた際に、市郊外にある 『碑林博物館』 で王羲之の書を刻した石碑と拓本を案内されて観る機会を得ました。それは同市にある、あまりにも有名な『兵馬俑』博物館で発掘の現場を観たときと同様の、深い感動におそわれました。
王羲之(303〜361)は4世紀、中国の東晋時代に活躍した書家。ですから、その真蹟は、今は目にすることは適わないとされています。戦乱などで失われていったほか、唐の太宗皇帝などは、王羲之の最高傑作である 『蘭亭序』を、自身の墓地に副葬してしまったほど。ただ、精巧な模本 (模写した書物) は今でも残されています。今展が始まる前、王羲之の尺牘(せきとく=手紙など)が新発見され、今世紀の大発見! と騒がれました。その作品の出品も大きな話題となりました。
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2013-03-02T15:56:10+09:00
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韓国の男性3人グループ・フィックス(FIX)と一緒に 横浜の韓国総領事館を訪ねました
横浜のみなとみらい地区等で、複数のレストランを経営している「フォーシーズンジャパン」社が、ユーストリーム・スタジオの開設にあたって、韓国の新進人気グループを、同局から世界に向けて発信しようと呼んだもの。(ユーストリーム=インターネットを活用し、世界へ...
横浜・山手の韓国総領事館には、オ・ソン、キム・ジョンウク、ぺ・ヌリの3人のアーティストのほか、マネジメント会社の役員、フォーシーズンジャパンの社長らが訪問。私も同行して挨拶しました。李壽尊(イ・スジョン)総領事は、若いフィックス(FIX)のメンバーをあたたかく出迎えて激励。3人を総領事館のサポーターに認定されたほか、総領事館としても同グループの活動を応援することを約束されました。同グループは、その場に立って “歌(ボーカル)” で喜びを表現し、同席した皆さんの拍手を浴びていました。
FIXの若者たちは、韓国において、子どもたちへの様々な支援・激励活動を展開しており、これから横浜市でもチャリティー等のイベントを通じて、日韓の文化・教育交流を推進していきたいとしています。
写真上: 李総領事(左列3人目)と懇談する一行
写真下: 総領事を囲んでの記念写真。FIXは後列(2月25日、駐横浜韓国総領事館で)
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2013-03-01T15:51:00+09:00
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恒例となった中国帰国者新春懇親会が開かれ 出席しました
社団法人 神奈川中国帰国者福祉援護協会(菅原幸助理事長)が開催している新春懇親会が23日、横浜中華街で盛大に開かれました。今年は、菅原理事長が米寿を迎えることから『祝う会』も同時に開催。
理事長はあいさつの中で 「帰国者とその家族は、みんな仲良く団結...
理事長はあいさつの中で 「帰国者とその家族は、みんな仲良く団結して、幸せになってほしい」 と呼びかけました。そして援護協会と共に活動を進めてきた『中国養父母謝恩の会』について、「これからは、名実ともに中国残留孤児自身の会として、養父母への感謝を忘れず、自立した会の運営と、各種行事なども自分たちで行っていくべき」として、自立させるための“改組”の方針が示されました。
第二部では、会員の皆さんが日ごろから練習している歌や踊りが披露され、手拍子や歓声が会場いっぱいにあふれていました。
挨拶する菅原理事長(23日、横浜・中華街)
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2013-02-25T15:46:00+09:00
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「ひかりステンド工房」 を訪ね平山先生と懇談しました
港北区菊名の小高い住宅地内にある、横浜マイスター・平山健雄氏の工房を久しぶりに訪ねてきました。最近作の 『戸塚宿』 がほぼ完成し、最終仕上げと搬出を待つばかりになっていて、窓際にその作品が並べられていました(写真)。 江戸時代に流行した浮世絵版画によっ...
ドイツやフランスから輸入したステンドグラスを使用し、ヨーロッパで習得したあらゆる技術を駆使した、氏の代表作品の一つに、間違いなく数えられる大作となるでしょう。どこに設置されるかは、本ブログでは明かさないことにします。もう間もなく公開されて、大勢の人々の目に触れることになるでしょうから。
平山氏との懇談で、横浜市とその近郊都市には、まだまだ埋もれているステンドグラスの名品が、数多く存在することが、改めて話題となりました。明治・大正初期の作品には、いま補修・修繕の手を入れ保存措置を講じないと、消滅の危機に陥っているものがあるとのことです。氏の手元に多忙な仕事の合間に集められた、そうした作品情報のいくつかが纏められていました。近代文明の発祥地である横浜は、西欧の優れた芸術を積極的に取り入れた都市でもあります。歴史的建築物ともに、生活の中で人々の心を癒し、優れた技術の継承や伝承にも役立ってきた文化財を、民間の力だけではなく、行政の力も借りて受け継いでいくことは、今の時代に生きている私たちの責務でもあると思います。
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2013-02-13T09:55:00+09:00
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『出張! なんでも鑑定団 in 戸塚』 の公開収録を観覧しました
11日午後、戸塚公会堂で行われた テレビ東京の 『開運 なんでも鑑定団』 の収録を観てきました。今回の出張鑑定は、まもなくJR戸塚駅前に完成する、戸塚区総合庁舎の竣工を記念しPRするもので、旧東海道における江戸から5番目の宿場町「戸塚」を訪ねてきました。...
美術や骨董が大好きで、長年の 『なんでも鑑定団』 ファンの私も、チャンス! とばかり会場に駆けつけ、テレビとは一味違った、番組収録の光景を楽しんできました。お馴染みの鑑定士・中島誠之助さんが番組の最後におっしゃっていましたが、登場者が持参した“名品”はすべて本物。バラエティに富んでいた鑑定品も興味深いものでした。4月9日(火)の放映が楽しみです。
収録の一場面(11日、戸塚公会堂)
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2013-02-11T12:15:00+09:00
大滝まさお
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大滝まさお
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紅梅が見ごろを迎えています
先日、寒風の中で固く閉じていた紅梅の蕾たちを紹介しましたが、見事に開花し、かぐわしい香りを放っている同じ木を写してきました。列島では “春一番” が報じられたばかりですから、次々と各地の花の便りが届くことでしょう。
先日、寒風の中で固く閉じていた紅梅の蕾たちを紹介しましたが、見事に開花し、かぐわしい香りを放っている同じ木を写してきました。列島では “春一番” が報じられたばかりですから、次々と各地の花の便りが届くことでしょう。
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2013-02-08T16:20:14+09:00
大滝まさお
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大滝まさお
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http://blog2.ootaki-masao.com/?eid=351
新庁舎の完成に伴い 戸塚区役所は3月に移転します
戸塚駅西口地区再開発事業の第二期工事として進められていた、戸塚区総合庁舎と戸塚区民文化センターが同居するビルの建築工事は、いよいよ大詰めの段階を迎えています。3月3日(日)には新庁舎の竣工式典とともに、西口地区再開発事業(第一地区)も共に完工の祝典が...
これらの行事を前に、現在の戸塚区役所から新庁舎への “引っ越し” も大変な仕事。業務の円滑化とともに区民への不便や苦情を少しでも減らそうと、土曜と日曜を利用した2回の移転作業を実施するとのこと。 新庁舎で 3月11日から業務を行う課は、総務課・区政推進課・地域振興課など6課と1事務所。 3月18日から業務開始するのは戸籍課・税務課など5課と会計室・銀行派出所になります。したがって、11日から15日までの5日間は二か所の新旧区役所で分散して業務が行われることとなります。 土曜日開庁の業務にも一部変更がでます。
横浜市コールセンター (664−2525) で詳しいことを聞くことが出来ます。すでに 「広報とつか 2月号」 や区役所等における 「移転のお知らせ」 をご覧になった方もおられると思いますが、年度末で何かと役所に足を運ぶ機会が多くなる時期です。お間違えのないように気をつけてください。
竣工間近の戸塚区新総合庁舎。JR戸塚駅(右側の黒い建物)のコンコース階と直結し、利便性が大幅にアップします。ホールやギャラリーを備えた区民文化センターの開所は9月になります(JR戸塚駅のホームから、6日)
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2013-02-06T17:09:00+09:00
大滝まさお
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大滝まさお
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http://blog2.ootaki-masao.com/?eid=350
横浜インドセンター恒例の 「新春講演会」 が行われました
本年最初となる横浜インドセンターの講演会は4日夕刻、ワークピア横浜において開催。インドで会社設立や事業拡大、市場調査等を業務としている インフォブリッジホールディングスの繁田奈歩代表が 『爆発するインドの中間層 世界一の消費市場に商機あり』 と題して講...
2011年のインド人口は約12億4千万人。2020年には中国を超え、世界一の人口になるといわれています。そのうちの半数以上が35歳以下が占めるという 『若者大国』 であり、所得層もミドルクラスの増加が続き、2025年時点には、41%〜43%程度(約5億人)の予想が成り立つといいますから、世界がいまインドに注目することがよく理解できます。
繁田氏は、このような巨大なミドルクラス市場の登場へ向け、インド進出を考えている企業にはしっかりとした戦略と準備が必要と説き 「“今日の明日” では、なかなか勝てるものではなく、とくに中小企業にとって重要なことは、“ターゲットは誰か” “地域を絞るか、全土か” など、狙いを明確にすること」 を強調。適切な目標を設定して、それを一つづつクリアしていく地味な仕事を粘り強く継続していくことの大切さを訴えていました。 講演会後の懇親会で挨拶する佐々木会長
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2013-02-04T18:26:00+09:00
大滝まさお
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