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「熱熱! 東南アジアの現代美術−Welcome to the Jungle」展が開かれています

 横浜美術館で、4月13日から6月16日まで開催中。シンガポール、マレーシアなど東南アジア8か国、25人の作家による、写真・映像・絵画・立体などの意欲作品が展示されており、わが国では初公開という注目作もあります。
 熱帯雨林が生い茂り、無数の島々が海に浮かぶ自然の宝庫― 東南アジア諸国にはそんなイメージを抱きます。 サンスクリット語で “無秩序” という意味あいの言葉が、“ジャンガラ” だそうですが、ジャングルはその言葉に由来するともいわれているそうです。 高密度な都市化へ変貌しつつある東南アジアの国々は、多民族、多言語、多様な文化・価値観が、混在しながら共存する、魅力と活力に満ちた圏域といえるでしょう。 タイトルにある “ようこそ、ジャングルへ” は、そのアツアツに沸騰しているかのような、東南アジアにおける現代の美術シーンを、ジャングルを探検するようなワクワク感をもって観てほしい、という主催者側の意図がよく表れていると、私は感心しました。
     フィリピンがスペインの植民地だった時代、圧政に住民が対抗した 「バシの反乱」(1807年) の史実を構想し作品化した ベルト・フェリオの「バンタイの祭壇」(壁面の作品)。 手前はティタルビの「小さきものの影」

at 18:23, 大滝まさお, -

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