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区民文化センターの内覧会で 「美術ギャラリー」 の問題点等を指摘しました

 9月の本格オープンに向けて、戸塚区区民文化センター (指定管理者:アートプレックス戸塚蝓 ではいま、内覧会を順次開催して、施設内容や機能を区民に公表しています。
 20日午後、とつか美術会では今秋の公募展を控え、ギャラリーの展示場や付帯設備等を調べるために、役員で視察をしてきました。ギャラリーの在り方については、すでに当会で横浜市当局に対して「要望書」を提出し、申し入れを行ってきたところです。概ね、内容面ではそうした要望が取り入れられたことを確認したのですが、設計過程と建築に入る(入札が行われる段階)前に、入念なチェックが行われていないのではないか、と思われる個所が数点ありました。今後のこともありますので、それを記したいと思います。ご関心のある皆様も機会があれば確認してみてくだい。
 まず、 ギャラリーのエントランスです。 事前の説明ではエントランス側(壁面)は全面ガラスで、ギャラリー内部が見えると聞いていました。同じフロアの「多目的スペース」もガラス張りで、企画によっては視覚的にも相互の連携が取りやすい特徴を備えていると理解していたものです。ギャラリー出入口の扉はスライド式両開きで、開口部約2m。展示中はその部分しか外部と通じないため、全体で約250屬療玄┝爾 “密閉空間” そのもの。どんな展示が中で行われているのか、通路からは解らないギャラリーって、どう思いますか。
  そのエントランス正面、入口からわずか3mほど先に幅広の構造柱が聳えて視覚が遮られます。 この構造は設計段階で明らかなのですから、奥行や天井高さといったギャラリー空間の大切な印象を、無視した設計と感じないわけにいきません。エントランス位置をここにした理由が全く理解できません。  ピクチャーレールの設置位置は利用者の立場で考えたとは思えません。 必要と思われる位置にレールがない上に後付けは難しいとのこと。 それから、絵画をかけるフックは天井高が高いので、専門職が行わないと素人には出来ないかもしれません。とりわけ稼働壁の上部にフックを取り付け、絵画の位置調整を行うこと等は、高齢者のグループが多くなるこれからの時代には、貸し出す側のサービス内容も共に充実して対応すべきと考えます。  その他にも、スポットライトの数と壁面照明の統一性は図られるのかとの疑問。ギャラリー倉庫は棚や脚立、長机などですでにいっぱいで、利用者への使い勝手をどう工夫したのか、など、設置者や管理者に聞きたいことがたくさんありました。
 こうした公的な文化施設は、企画の段階で専門家や市民代表の意見を聞いているはずなのですが、それらがどのように設計に反映され、最終的にどこで誰が確認をしているのかなどという点は、不明のまま完成してしまいがちです。ともすると市民意見等より優先して、効率的な運営や管理しやすい施設へと、いつの間にか変貌してしまっているかもしれません。 私たちの大切な税金が使われ、不便・不満が多少あっても、使い続けなければならないのは市民・区民の方なのですから、しっかりと意見を述べながら、よりよい施設へと変えていくことも大事なことでしょう。
     ギャラリーを視察する美術会などのみなさん(20日)

at 09:03, 大滝まさお, -

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