<< 横浜では最古のステンドグラスが修復を終え特別展示されています | main | 『よこはま地震防災市民憲章』 をご存じでしたか ? >>

被災者にとって大事なことは「見通し」。 希望をもてる震災復興の加速化を

 3月11日。東日本大震災から2年が経過しました。死者・行方不明者は18,549人(8日現在)。 その後に過労等、震災関連死とされた人もおられることから、2万1千人超という尊い命が犠牲になりました。 改めて、あまりの災害の酷さに、いまも、身が縮み 心が凍ります。
 「復興」とは程遠い被災地の実情は、連日のTV報道やルポ記事などで再認識させられ、遅滞の一因でもある政治力の脆弱さに、強い憤りを感じています。 この現実に加えて、 “原発”による福島県からの避難者は、全国に16万人。 岩手県・宮城県からも合わせて16万人も避難者がいて、皆さんは日々、辛労と孤独の中で葛藤しているのです。このことを、私たちは片時も忘れてはならないでしょう。
 さる10日、公明党は仙台市で 『東北復興会議』 を開き、復興加速の実行を決意し誓い合いました。その中で山口代表は、「われわれは議会人、立法する側だ。新しい法律や条例、予算をつくって壁を破ることが、被災者から期待されている」と、制度と現実のどんなギャップにも、諦めず挑戦する気概を、参加した各議員に訴えました。 不可能を可能に! その心意気と闘争心なくして、被災者に寄り添うことなど出来る筈はありません。
 施策や対策の一つひとつに、可能な限り “見通し” を一緒に示すことです。 今必要なことは、被災した人々、家族が “希望” を抱いて、明日に向かえるようにすることではないでしょうか。 そして、スピードです。

 中区日本大通にある日本新聞博物館では、現在 『再生への道―地元紙が伝える東日本大震災』 展が開催されています。 岩手日報、河北新報、福島民報、福島民友新聞 の地元4紙が、新聞編集はおろか印刷さえままならない非常事態のなか、どうやって日刊紙を発行し続けられたのか、未曽有の激甚災害をどのように伝えたか――。 地震発生からの2年間。ふるさとの姿と、震災から立ち上がろうとする人々の思いを、紙面と写真などを通じて訴えた、“新聞人の魂” の企画展を提示してくれています。 地域と密着してきた地元紙ならではの視点・感性に、単なる報道や提言記事などとは違った、同苦の心情をくみ取ることができます。
 時間をかけて、じっくりと見ることをお勧めします。 決して、忘れないために――。

at 16:44, 大滝まさお, -

-, -, - -