<< 『出張! なんでも鑑定団 in 戸塚』 の公開収録を観覧しました | main | 恒例となった中国帰国者新春懇親会が開かれ 出席しました >>

「ひかりステンド工房」 を訪ね平山先生と懇談しました

 港北区菊名の小高い住宅地内にある、横浜マイスター・平山健雄氏の工房を久しぶりに訪ねてきました。最近作の 『戸塚宿』 がほぼ完成し、最終仕上げと搬出を待つばかりになっていて、窓際にその作品が並べられていました(写真)。 江戸時代に流行した浮世絵版画によって、東海道とその道中の宿場町を 『双六(すごろく)』 に仕立てた大判版画をモチーフに、その中に近現代の戸塚の姿や地域とかかわりが深い人物イメージを配した、平山氏のオリジナルデザインです。
 ドイツやフランスから輸入したステンドグラスを使用し、ヨーロッパで習得したあらゆる技術を駆使した、氏の代表作品の一つに、間違いなく数えられる大作となるでしょう。どこに設置されるかは、本ブログでは明かさないことにします。もう間もなく公開されて、大勢の人々の目に触れることになるでしょうから。
 平山氏との懇談で、横浜市とその近郊都市には、まだまだ埋もれているステンドグラスの名品が、数多く存在することが、改めて話題となりました。明治・大正初期の作品には、いま補修・修繕の手を入れ保存措置を講じないと、消滅の危機に陥っているものがあるとのことです。氏の手元に多忙な仕事の合間に集められた、そうした作品情報のいくつかが纏められていました。近代文明の発祥地である横浜は、西欧の優れた芸術を積極的に取り入れた都市でもあります。歴史的建築物ともに、生活の中で人々の心を癒し、優れた技術の継承や伝承にも役立ってきた文化財を、民間の力だけではなく、行政の力も借りて受け継いでいくことは、今の時代に生きている私たちの責務でもあると思います。

at 09:55, 大滝まさお, -

-, -, - -