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『2011年 報道写真展』 に強い感銘を受けました

 横浜市中区の日本大通りにある 「日本新聞博物館(ニュースパーク)」 で、4月15日まで開かれている写真展です。
 2011年に撮影された、新聞・通信・放送各社(34社)による報道写真から、約300点が選ばれ展示。その一枚一枚が、時には命がけで挑んだ記者魂をも写しだして、見る者の心を揺さぶります。 昨年の最大のニュースは、なんといっても東日本大震災の惨状といってよいでしょう。会場の写真パネルの大半が、震災関連の写真で埋められていることからもそれは解ります。 
 私は 「ままへ」 というタイトルが付けられた、女の子がうつ伏して眠っている写真に、目がクギづけになりました。 津波で流され行方不明の母に、覚えたばかりのひらがなで手紙を書いているうちに、途中で疲れて眠ってしまった―と、キャプションにあります。 書きかけのノートには、次のような文字が読み取れます。「ままへ。いきてるといいね おげんきですか」。 この写真に別の2枚が添えられて、組写真のようになっています。 両手に持った母の写真に「ママ かわいいね」とつぶやいた、その子。もう一枚は、両親の祖母に手を引かれて津波に流された自宅付近を歩く3人の後ろ姿。
 それだけではなく、目を背けたくなるような破壊のあと。光景にはふさわしくない笑顔。地域を守ろうとする一心の真剣なまなざし――。このような画面を見るにつけ、国をつかさどる指導的立場にいる者の責任が、いかに重いことかと、思い知らされる感じになります。先にも書きましたが、復興施策を進めることに「逡巡」や「様子見」など不要です。無念にも命を落とした人の分まで、生き延びて地域を復活させようと頑張る人々を、励まし、支えることが、政治にいま一番必要なことなのです。
  
 

at 18:14, 大滝まさお, -

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